こんにちは。
今回は『ピオフィオーレの晩鐘(以下ピオフィ)』について書いていきます 。
公式サイト↓
作品
アイディアファクトリーから出た作品です。
最初はPSVITAから発売されましたが、私はswitch版が初プレイでした。
イラストは『ゆのはなSpring!』と同じRiRiさん、シナリオはかずら林檎さんです。
ゆのはなの感想も書いていますので良ければこちらからご覧ください。
ストーリー
第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街には『ブルローネ・マフィア』と呼ばれる3つの組織があり、街を支配している。
そんなある日、ブルローネの教会の娘であるリリアーナはある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女が狙われる理由は…
システム
- 共通ルートの選択肢で上がったパラメータにより個別√に入る
- 隠しキャラと大団円ルートあり
- 攻略制限あり
エンド
- ベストエンド
- グッドエンド
- バッドエンド
- ゲームオーバー
攻略順
エンド
- 攻略キャラは5人+隠しキャラ1人
- 最初に攻略できるのがダンテとニコラなのでこの2人は前半
- ダンテかニコラどちらかのベストかグッドエンドで楊、オルロック攻略可能、4人全てベストかグッドエンドでギルバート攻略可能なので後半
- 隠しキャラは5人全員ベストエンドで攻略可能なので最後
ニコラ→楊→ダンテ→オルロック→ギルバート→隠しキャラ
オススメ度
- 糖度を求めている
- ストーリー重視
- ボリュームを求めている
- 主人公の性格を気にする
- 血生臭いものが苦手
- メリバが苦手
主人公
リリアーナ・アドルナート
プロフィール
物心ついた頃から、教会で暮らしている。
とある事件をきっかけに、ブルローネマフィアに関わることになる。
自身の家族のことや、生い立ちについての一切を知らない。
感想
すごく綺麗な子で色々ヘアアレンジや服装がキャラに合わせていて良かったです。
しかし残念ながら頭がお花畑の子のため私は好きなキャラではありませんでした…。
キャラ別感想
ニコラ・フランチェスカ(CV.木村 良平)
プロフィール
ファルツォーネファミリーのNO.2。
おおよそマフィアらしく見えない、人の良さそうな風貌の優男。
典型的なイタリア男で、女性慣れしている。
ダンテとは従兄弟同士。
息をするように嘘をつく。
感想
ファルツオーネ家のアンダーボス(No.2)です。
見た目がドストライクでした!
どのスチルも素晴らしくイケメンです。(特にバッドエンドの後日談)
性格は攻略キャラの中で1番マフィアらしかったですね。
表向きは愛想の良い色男ですが、中身はファミリー、特にダンテのためなら手段を選びません!
冷酷に見えますが結ばれた後の甘さや色気はダントツでした。(特にバッドエンド)
彼は自分にとって大切な人には物凄く執着するタイプですね。
最初に主人公にチャラ男と思われてるのが面白かったですw
この√で気をつけてほしいのが拷問のシーンです。
血生臭いシーンが苦手な人は本当に飛ばしたほうがいいです!
かなりリアリティのため、トラウマになる可能性があります・・・。
みなさん!CEROのDは糖度だけが高いというわけではないということを頭に入れておいてください!
楊(ヤン)(CV.岡本 信彦)
プロフィール
老鼠(ラオシュー)と名乗り、組織化している中国人集団の首領。
常に薄ら笑いを浮かべている感情の読めない謎の多い男。
相手の感情を逆なでするのが趣味。
『楊』は通り名であり、誰も本当の名を知らない。
気分屋で刹那主義。自身の享楽の為なら他の誰の犠牲も厭わない。
感想
老鼠とは中国語でネズミだそうです。
楊はとにかく大人気キャラです!!!
オトメイトパーティー等で彼が出てくるときの歓声がすざましい程に人気です。
ニコラ√から既に悪の臭いがプンプンしていました。
物凄く気分屋で飽き性で殺しが趣味みたいな感じなので彼の所に行ってから終始ヒヤヒヤしましたね・・・。
「こんなやつと←失礼wどう恋愛するんだ!!」と思っていましたがさり気なくプレゼントしたりさり気なく助けたりとツンデレさんでしたw
そしてさすがは首領なだけあり、頭の回転が速く攻略キャラの中で1位2位争う程の強さを持っています。
気分屋で飽き性の性格が無ければ推しキャラになっていたと思います。
この√ではサブキャラの双子ランとフェイと行動することが多いのですが、彼らのお陰で不穏な空気が和みました。
しかしランとフェイは15歳で声も可愛らしいのですが、結構恐ろしいことをさらっと言いますのでそこは注意してください。
そしてこの√で注意する点はグッドエンドです。
このグッドエンドは彼にとってはグッドエンドになると思いますが、普通に見るとグッドではない内容なので安心しながら進める事はオススメできません。
ダンテ・ファルツォーネ(CV.石川 界人)
プロフィール
ファルツォーネファミリーのカポ。
まだ年若いが、幼少より英才教育を施された正統な後継者。
5年前に父親を亡くし、カポを引き継いだ。
冷徹に見られることが多いが、一度懐に入れた人間に対しては情が深く、面倒見もいい。
血筋と伝統を何より重んじる。
感想
ファルツォーネ家の当主です。
クールなので一見冷たく見えますが、実はとても優しくて面倒見がよいです。
意外に可愛い一面もあり終始ニヤニヤしていました。
他キャラ√をプレイしていくとわかりますが、彼はかなり情が厚いです。
主人公にはもちろんのこと、ファルツォーネファミリーの人達、特に従兄弟であるニコラのことを凄く大切にしています。
個人的に注目して欲しいのは彼の幼い頃のスチルです!
物凄く可愛いので是非注目してみてください!!
彼の√でこの物語の鍵がわかるのでオススメ攻略順として彼を後にしました。
またこれはプレイしてわかりましたが、ニコラについてです。
この√のニコラは正直小姑のような存在のため嫌いになってしまう可能性があります。
しかし先にニコラを攻略したお陰で彼の事を理解できる部分があり、彼を嫌いになる事がなくてよかったと思いました。
ただこの√で悲しかったのがランとフェイ、そしてあるキャラでした。
ランとフェイに関しては、楊を攻略した後なので余計に驚きました・・・。
あるキャラに関しては最後の戦闘シーンにてそのキャラがズタボロにされながら殺されるため、覚悟して進んでください。
オルロック(CV.冨永 利行)
プロフィール
それぞれの組織に出入りしている情報屋。
口数が少なく、素性は誰も知らない。
仕事を離れたところではやや一般常識に欠ける一面も。
感想
18歳という若さでマフィア達の情報屋として活動しています。
可愛らしい顔と喋り方がおっとりとしていて弟の様なキャラに見えますが、実は戦闘能力が信じられないぐらい高いです!
まだ若くしてあの楊とまともに戦える程の強さを持っています!
ただの可愛い弟キャラのままだと好きにはなりませんでしたが、この強さを持っているのは非常に好感度が高いです!
10年後はどれだけ強くなっているのかと想像するだけですごいです・・・。
お気に入りは最初のスチルですね。
つぶらな瞳で見つめてくる姿は可愛く守ってあげたくなります。
この√は彼の年齢が10代と若いからだと思いますが、糖度は1番低いかもしれないです・・・。
ストーリーに関してはかなりシリアスな内容となっており、ハッピーエンドでさえ非常に辛くしんどいです。
特にバッドエンドとその後日談が本当に辛くて泣きました・・・。
この√の注意点はダンテが今までのダンテとは違うというところです。
ギルバート・レッドフォード(CV.森久保 祥太郎)
プロフィール
ヴィスコンティ一家のボス。
俺様で派手好き、自信家という面もあるが、人当たりはよく誰に対しても気さく。
ファルツォーネとは考え方の違いから対立している。
慣習に縛られない革新的な思考を持ち、自由を愛する。
感想
ニコラ√で彼に惚れたので推し決定かなと思っていましたが、実は楊とオルロック√で一時ドン冷めしていました。
こんな人だったのかと(特にオルロック√)。
しかしいざ彼の√をやるとやはりこの人が推しキャラとなりましたw
彼の人懐っこさと面倒見の良さから街の人達の信頼が熱く、とてもマフィアに見えない人でした。
リリアーナの恋の駆け引きも良かったです。
サブキャラのギルの親友で右腕の弁護士オリヴァーが沢山登場するのですが、とにかくこの2人のやり取りが面白かったですwww
最初オリヴァーは小姑でリリアーナに意地悪するのかなと思いましたが全然そういう雰囲気ではなく、いいキャラだなと思いました。
また彼の√は他とは特別で、なんとみんな協力してある事件を解決していくというこの中で1番平和だと思いました!!
ただ1人残念な結果でしたが・・・。
そして最後一気に糖度が上がるのですがギルのあの色気は凄かったです!!
しかしギル本人の√では凄く良い人ですが、何故オルロック√でああいう設定になってしまったのかが謎でした・・・。
あえて下げて一気に上げるという作戦ですかねw
総評
ここまでありがとうございました。
私の推しキャラはギルバートです!
恐らく私はガタイがよくて面倒見の良い人がタイプなようですw
全員ベストエンド迎えると攻略できる大団円√の感想は、まず狂ったあるサブキャラが凄くまともになってるのが驚きました!
また何故ギル√だけがみんな協力していたのかがわかる√でもありました。
ただ大団円は逆ハーレムになる印象ですが、今作は近いシーンはありますが、明らな逆ハーレムではないので糖度を期待している人はご注意ください。
システム面は、ベストエンドの後日談はよくありますが、なんと今作はバッドエンドの後日談や大団円のSS後日談もあるという珍しいパターンでした。
バッドエンドの後日談は初めて見ましたね。
更にスチル付きなので是非見てみてください!
ピオフィはVITAから初まり今回switchに移植されましたが、なんと続編が発売されました!
ストーリーは今作の大団円後のお話がメインになります!
もちろん各個別√の後日談もあります。
詳しくは感想ブログを書いていますので是非ご覧ください。
今回はここまでになります!
最後までありがとうございました。