作品紹介 感想

【時計仕掛けのアポカリプス】作品紹介とおすすめ攻略順、ネタバレなし感想

こんにちは。
今回は『時計仕掛けのアポカリプス(以下時アポ)』について書いていきます。

このブログについて
公式サイトや公式Twitter等に記載されている範囲でストーリーのネタバレなし感想になります。 攻略については攻略順を記載しますので制限あるキャラの解放条件は書きます。そのためネタバレと感じる方は注意してください。キャラ別感想は隠しキャラはネタバレになるので総評にてサラッと一言書きますが、基本的にメインキャラのみになります。サブキャラに関しては状況に応じて書ければ書きたいと思います。

公式サイト↓
https://www.otomate.jp/apocalypse/

作品

アイディアファクトリーから発売されたswitch新作になります。
シナリオは『CharadeManiacs』と同じ雨宮うたさん、イラストは花羽彩さんです。

ストーリー

天井に灯る『魔法の火』がこの街の原動力となっている。
主人公は街で開催される『祭典』で魔法の火から種火を受け取り街の人に配り歩く役目を担っていた。
祭典まであと一か月となったある日、主人公は不思議な男性と出会い一輪のバラを譲り受けた。
その晩から、主人公は不思議な夢を見るようになり…?
これは『バッドエンド』から始まる物語。
繰り返す時間の中で、少女が手にする未来は…。
開いてしまったのは『未来の箱』、主人公は繰り返す時間の中で小さな幸せを探し続ける。

システム
  • 共通の選択によって個別分岐
  • 攻略制限あり
  • 真相√あり
  • フローチャートあり
  • 愛キャッチあり
  • 主人公声あり(本編の主人公視点は声なし)
エンド
  • ハッピーエンド
  • バッドエンド
攻略順
  • ジルは3人攻略後、ユナカはジル攻略後に解放
  • 公式のおすすめ順でOK
上記を踏まえてルデル→リアン→クアト→ジル→ユナカ→真相がオススメ攻略順です

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オススメ度

こんな人にオススメ
  • ミステリー好き
  • シナリオ重視
  • ボリュームを求めている
  • タイムループものが好き
以下の場合はオススメできない
  • しんどいのが苦手
  • 恋愛要素を求めている
  • 糖度を求めている
  • サクサクプレイしたい
  • メリバが苦手

主人公

ラチア・ファーリッツ(CV.鈴代 紗弓)

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プロフィール

地下都市で生活する少女。
譲り受けた『箱』を使用することで、期間の制約はあるが過去に戻ることが出来る。

感想

見た目や服が本当に可愛かったです。
最初は『お花ちゃん』と呼ばれているように乙女ゲームありがちな脳内お花畑の様な子で苦手かなと思いましたが、物語が進むにつれたった1人で現実を受け入れ未来のために冷静に考え積極的に行動するなど、どんどん賢くなっていく姿に好感度を持ちました。
特にジル√では本当は精神的にボロボロなはずなのによく前を向いて立ち向かったなと思いました!
ただどうしても最後まで受け入れられなかったのが声です・・・。
本編は基本声なしなのですが、後日談やジル√とユナカ√で突然声が出てきて驚きました。
またその声が高すぎるせいか攻略キャラとの温度差をすごく感じてしまいました。
普段の明るい声より落ち着いた冷静な声の方がまだ合っていたのでそこだけが本当に残念でした。

キャラ別感想

ルデル・クロイツ(CV.寺島 惇太)

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プロフィール

街の相談役の息子。
主人公とユナカの幼馴染に当たる。
地下での生活には限度を感じており、地上を目指している。
真面目だが根が明るく気立ての良い青年。

感想

ルデルは最初から最後まで物凄く良い人でした!
とにかく包容力の大きさが凄かったです!!
イケメンで頭良くて優しいとというまさに夢のような王子様でした。
いくら幼馴染だからといっても主人公の状況は普通は信じられないですが、ルデルは迷わず信じて事件解決に色々と動いてくれました。
よほど主人公の事を信頼してるんだなと思いました。
お兄さんも含め、こんな素晴らしい兄弟なのに何故父親はあんなクズ男なのか不思議でしたね…。
この作品全体的にそうですが、最後までハラハラドキドキでエンディングになってやっとホッとできました。

リアン・イェブラム(CV.細谷 佳正)

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プロフィール

バーでピアノを弾くピアニスト。
大体のことは何でもできてしまう器用な人物。
大人の余裕があるが、どことなく影を感じる。

感想

2人目に攻略しました。
事件そのものはルデルと同じでしたが、違う視点から事件を解決していくストーリーでした。
個人的に事件発生時のスチルが不穏でしたが、何か引き込まれるような感覚になり結構好きでしたね。
リアンとクアトとの関係やリアン自身の過去の事が徐々に分かっていき、結果あの事件に結びついていきました。
リアンは大人の余裕からかあたりのきついクアトに対してフォローをしてくれたり、何人かで話していても上手く主人公に会話に入れるように話しかけたりと、お兄さんのような人でした。
ルデルの時も思いましたが、ストーリーや恋愛過程が丁寧に描かれていて、恋愛要素は少ないかも知れないですが何も違和感なく楽しむ事ができました。
またこの√ではキューが沢山出てくれて凄く癒されました!

クアト・ヘルトリング(CV.江口 拓也)

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プロフィール

一見王子様のような外見だが、口を開くと負けず嫌いなひねくれもの街医者。
主人公にはとても塩対応。

感想

公式ではユナカがツンデレとありますが、私はクアトがツンデレだと思います!
基本ツンツンしていますがデレた時の破壊力は凄くドキドキしましたね。
糖度は割と高い方ではないかと思います。
ただストーリーはかなりしんどかったです。
最初からしんどいですが、後半から更に辛い展開となり、ハッピーエンドでも切なさが残りました。
またこの√では少しずつ真相に近づいていきましたね!
しかしルデルの父親もそうですが、彼の父親もゲスでよく結婚できたなと思いましたw

ジル・ハニッシュ(CV.小野 賢章)

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プロフィール

自由奔放で素直な少年。
主人公が受け取る箱の秘密を知っているようで・・・・・?

感想

常にお花畑で踊っているような少年で、主人公に対しては初めから非常に好意的な態度で。
何をするにも「好き」と言ってくれますw
しかしそれには理由があり、それは攻略を終えてようやくわかりました…。
ストーリーは攻略制限があるだけに、最初から一気にこの作品の物語の核心に触れていました。
そのためどんな感じのストーリーか、上記の3人のように書いてしまうとネタバレになってしまうためあまり感想が言えません・・・。
ただ言えるとすればこの√は非常に長いうえ、ハッピーエンドでさえ辛くてしんどいですが、ゆっくり最後まで読まないと理解をするのが難しいです。
そしてこの後のユナカ√と真相√に向けて非常に重要なお話でもあるので頑張って理解できるまで何度も読んでプレイしていく事を強くお勧めします!!
これを理解したうえでユナカ√に進んでください!!

ユナカ・ギースベルト(CV.野上 翔)

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プロフィール

パン屋の息子。
本人はクールぶっているが情熱的な性格をしている。
ややツンデレ気味。

感想

公式紹介では『ツンデレ気味』とありますが、普通に優しくていい人でした。
個人的にですがユナカよりクアトがツンデレだと思いますw
ユナカは全員攻略しないと攻略できないという、最近の乙女ゲームでは珍しくガチガチの制限がかかっています。
ストーリーはやはりこの作品のもう1人の主人公という事で、メインヒーローですが主人公でもありました!
この物語が始まったきっかけ、真相が描かれています。
この√で公式が伝えている『バッドエンドから始まる物語』の意味がやっとわかりました。
またこの√は彼視点のお話があるのですが(主人公声あり)、ユナカの心の声がまさに思春期男子で可愛かったですw
しかしそれと同時にこれから起こる未来がわかるからこそ切なく、涙が止まリませんでした!
そしてある人の登場には驚きましたね!!
かなり別人のように変わっているので慣れるまでは違和感しかなかったですが、きっとあれがあったからこそなんだなと思います。

総評

ここまでありがとうございました。
今作のシナリオ本当に神でした!!
全ての√が1つの真相に繋がっていくという凄く壮大な物語でした。
1つの選択であらゆる未来の可能性があり、それが自分の望む未来であるかどうか、その未来のためにタイムループして謎解きをしてハッピーエンドを迎えるという展開が本当に楽しかったです。
そして何よりこの作品本当に辛い苦しい切ない悲しいのオンパレードで、心にグサグサ刺さりました・・・。
とはいえ恋愛が疎かになっているかといえば全然そうでもなく、過程が丁寧に描かれていて何の違和感もなく自然に惹かれあっていくところが良かったです。
何より1番辛かったのが真相√でした。
真相に関しては何を言ってもネタバレになるので辛いしか感想が言えませんが、ざっくり言うなら先程も言った様に全ての√は1つに繋がっていてルデル・リアン・クアトは序章であり攻略制限組からが本番だと思ってください!!

ざっくりな感想になってしまいましたが今回はここまでにしたいと思います!
最後までありがとうございました。


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maki

乙女ゲーム中心に作品紹介やネタバレなしの感想を書いています。
基本的に公式サイトに載っている範囲で書いているため、感想の内容が薄くなってしまいますのでご了承ください。
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