作品紹介 感想

【君は雪間に希う】作品紹介とおすすめ攻略順、ネタバレなし感想

こんにちは。
今回は『君は雪間に希う(以下、君雪)』について書いていきます。

このブログについて
公式サイトや公式Twitter等に記載されている範囲でストーリーのネタバレなし感想になります。 攻略については攻略順を記載しますので制限あるキャラの解放条件は書きます。そのためネタバレと感じる方は注意してください。キャラ別感想は隠しキャラはネタバレになるので総評にてサラッと一言書きますが、基本的にメインキャラのみになります。サブキャラに関しては状況に応じて書ければ書きたいと思います。

公式サイト↓

作品

 

アイディアファクトリーから出ているswitch作品になります。
シナリオライターは『Cendrillon palikA』と同じ佐々木麿さん、イラストレーターは『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~』と同じナガオカさんです。
CLOCK ZEROの感想も書いていますのでよければご覧ください。

クロックゼロの感想↓

ストーリー

時は享保元年。
八代将軍・徳川吉宗が江戸を治めることになった世。
江戸の町では、異形の化け物による事件が多発しており町民は度重なる事件に不安と不満の声を漏らしていた。
そこで徳川幕府は町の治安維持のため密に異形を取り締まる組織『御庭番』を設けた。
それから季節が巡り――享保十一年。
江戸から遠く離れた村に特別な力を持つ一人の少女が暮らしていた。
彼女が『黒い糸』を見た場所では必ず禍が起きる。
不気味がった村人たちは、雪が降り積もる山奥へと少女を追いやった。
そんな彼女の元に御庭番と名乗る青年が現れ……。
これは一人の少女と『人ならざるもの』たちが出会い、愛を知る物語。

システム

  • 上記の画像通りに進む
  • 選択肢によってエンド分岐
  • 攻略制限あり(詳細は攻略順へ)
  • フローチャートあり(足跡)
  • 次の選択肢へスキップ機能あり
エンド
  • 情愛エンド(ハッピーエンド)
  • 悲哀エンド(バッドエンド)
  • 中途エンド
攻略順
  • 智成は武家町,城下町,娯楽街の各1名との情愛エンド後に攻略可能
  • 武家町→國孝,智成
  • 城下町→源十郎,与市
  • 娯楽街→錦次,桜太郎
  • 桜太郎は智成の情愛エンド後に攻略可能
  • 源十郎,國孝,錦次は好きなキャラからでOK

上記を踏まえて個人的に源十郎→國孝→錦次→与市→智成→桜太郎がおすすめ攻略順になります。

オススメ

こんな人にオススメ
  • 時代物が好き
  • ストーリー重視
  • サクサクプレイしたい
以下の場合はオススメできない
  • 恋愛要素を求めている
  • 糖度を求めている
  • ボリュームを求めている

主人公

紗乃

プロフィール

本作の主人公。白皙の一族の末裔。
他の人には見えない『感情の糸』を見ることができる。
そのことがきっかけで『さとりの化け物』と村人から恐れられ、雪が降り続く山奥へと一人追いやられてしまう。
おっちょこちょいだが前向きで心優しい性格。

感想

見た目はおとなしい子なのかなと思っていましたが、リアクションが面白かったり積極的な所があって意外とお転婆なところがあったw
我儘なところはありますが、自分で考えた上で意見をしっかり言うところが良かったですね。
しかし綺麗な色の糸が見えるのは良いとして、黒い糸が見えるのは怖いよな・・・(-_-;)
しかもそれが束になっているところを想像すると・・・よくこれまで耐えて過ごしてきたなと思いました!

キャラ別感想

篁 智成(CV.小林 裕介)

プロフィール

主人公を迎えにきた人物で、御庭番には一年程前に入隊したばかりの新米奇虚。
穏やかな性格だが、基本他人とは距離を置きがちで素っ気ない態度を見せる。
しかし、何故か主人公に対してだけは特別なものを感じるらしく、優しい態度で接するなど不思議な一面を持つ。
入隊以前の記憶を失っている。

感想

最初から紗乃に好意的ということもあり、他の人との接し方が全く違うのが面白かったw
声の高さが全然違うんですよね(;^_^A
ストーリーに関しては共通の時点で何かしらあるとは思っていましたが・・・予想通りでした!
智成は1部の真相が明かされるため、桜太郎の前にやる事を強くお勧めします!!
個人的にお気に入りは京共郎と三春とのやりとりですw
2人の絡みが微笑ましかったのですが、その分後半が辛すぎた( ノД`)
この時の紗乃の気持ちを思うと涙が出てきた。
最後のスチルが本当に綺麗で、なんで智成が最後ではないのか不思議でしたね。

東条 國孝(CV.前野 智昭)

プロフィール

同じく主人公を迎えに来た奇虚の一人。
気さくで面倒見が良く、主人公のことも新しい後輩として気遣ってくれる。
武家町の管轄で奇虚になって日の浅い智成を先輩として面倒見ているが、構い過ぎるため邪見にされがち。
さらに飼っている雀にも嫌われているなど、不憫で苦労が絶えない。

感想

國孝はとにかく優しいお兄さんでした。
こんなに優しい人なのに何故かこまめには嫌われていましたね(;^_^A
しかも声かけられただけで怪物を見たような震え方をして逃げるという・・・w
ストーリーは後半が結構しんどい展開でした。
状況的にはしょうがなかったけれど、これまでのみんなとの関わりを思うと辛かったです。

与市(CV.山下 誠一郎)

プロフィール

城下町にある『柳屋』という酒屋で番頭をしながら情報収集をしている奇虚。
面倒くさがりで気分屋な性格なので、常にどう楽できるかを考えて行動している。
言葉は飾らずまっすぐ本音を言う正直者。
そのため、初対面の主人公相手にも辛辣な態度を見せる。
食いしん坊で体に見合わない量を食べる。

感想

態度はそっけなく冷たいですが、なんやかんや紗乃の事を気にかけてくれる人。
√を進めていくにつれて彼のギャップに私はやられた(・∀・)
君雪は基本的に恋愛要素はかなり低いですが、与市√は他キャラよりキュンキュンしたシーンが多かったです!
恋愛を楽しみたい方は与市はおすすめです!
ストーリーも真相に少し関わっている部分があるので後半に攻略するといいです。
あと雀のこまめが本当に可愛くて癒されました♡

久賀 源十郎(CV.佐藤 拓也)

プロフィール

与市と同じく城下町を管轄としている戦闘に特化した奇虚。
表向きは番方として江戸の町を巡回し警護している。
性格は冷静沈着で努力家。
与市のことも先輩の務めとしてしっかり面倒を見る真面目な面を持つ人物。
主人公に対してはどんな力があるのか、純粋に興味を抱いている。

感想

真面目な人ですが意外に優しい人でした。
ただ攻略キャラの中では1番奇虚という感じなので彼の感情を読み取るのが難しかったですね。
だからこそ彼が甘えてきたときの破壊力は凄かった(〃▽〃)

錦次(CV.浪川 大輔)

プロフィール

娯楽街にある芝居小屋『菊里屋』で歌舞伎役者として情報収集をしている奇虚。
自尊心が高く、我儘。
暇つぶしに相手をからかって遊ぶ節がある。
見た目に反して力が強く、たまに制御できず破壊活動をしてしまうことも……。
御庭番に属する奇虚の中では一番の年長者。

感想

錦次は年長者ということもあり、とても落ち着いていました。
こういう落ち着いたキャラは優しい人が多いのですが、奇虚なので感情というか心がない感じがあり、紗乃に対して優しく見えてただの暇つぶしの相手にしか思っていないんだなと感じて辛かったです。
ただ色気は攻略キャラで1番でした( ̄ー ̄)
さすが娯楽街!!

桜太郎(CV.斉藤 壮馬)

プロフィール

表向きは娯楽街で呼び込み等の仕事をしつつ、情報取集をしている奇虚。
明るく社交的な性格で人懐っこいため誰とでも仲良くなれる。
器用で身のこなしがとても軽い。
面白いこと好きで少しお調子者な面もあるが持前の器用さでうまく世渡りしている。
主人公に対しても好意的。

感想

人懐っこく打ち解けやすいキャラですが、こういうキャラは必ず裏があるとは思っていました。
ましてや今作では1番最後にしか攻略できないため、ドキドキしましたが見事に凄い展開でした。
智成√でも真相はありましたが、他で回収されていない伏線が回収されましたね。
ストーリーは前半は盛り上がったのでそのままハッピーエンド・・・とはいかないですよね~(;^_^A
まさに上げて落とす展開で、後半は色々な伏線回収もあり感情が追い付かなかったです!

総評

ここまでありがとうございました。
ハライチ岩井勇気さんがプロデュースということでどんな乙女ゲームになるんだろうと思っていましたが、恋愛要素は少ないもののストーリーがとても面白く私は好きでした。

システムについて

特に問題はなく、スキップ機能があるのでサクサクプレイできました。
フローチャートもあるのでエンド回収もしやすいですね。

ストーリーについて

根本的な目的は同じですが、金太郎飴ではなく各キャラごとにストーリー展開がされていて面白かったです。
最初から攻略できるキャラの√で気になった伏線が、最後の真相で回収されたのが良かったですね。

恋愛について

ストーリー重視のためか恋愛に関してはキャラに偏りがあるなと思いました。
全体的には恋愛要素は少なく糖度も低いです。
これはもともとの設定が『心を封印された奇虚』という設定なので、糖度はどうしても低くなってしまいますし、恋愛も最後になってしまうのはしょうがないなとは思いました。
その分ストーリーはよかったのでそこまでマイナス点ではなかったです。

サブキャラについて

今作も素敵なサブキャラが多かったですが、やはり京士郎と三春が1番良かったですね。
この2人のやり取りがとにかく面白かったですw
あとは娯楽街組の清彦が好きです。
声が好みなのとぶっきらぼうだけど実は心配しているところに惹かれました!

イマイチだった点

強いて言えばもう少し恋愛要素がほしかったです。
スチルやキャラの性格等、とても魅力的だった分勿体ないなと思いました。

長くなってしまいましたが今回はここまでにしたいと思います。
次回もよろしくお願いします!
それではまた♪


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maki

乙女ゲーム中心に作品紹介やネタバレなしの感想を書いています。
基本的に公式サイトに載っている範囲で書いているため、感想の内容が薄くなってしまいますのでご了承ください。
Twitterもやっていますので良ければフォローよろしくお願いします。
Twitter→@mamiotome

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